2011年11月08日

藤平陶芸登り窯見学

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これ、うち(五条)のすぐ近所。
藤平さんとこの登り窯。

明治27~28年頃できたもの。
藤平さんとこが参入したのは昭和16~17年頃。
買い取ったのは昭和20年頃。
戦前は輸出用の清水焼を焼き、
戦時中は軍需用品を焼いていた。

この煙突の左に登り窯があるんですが
傾斜は画面左から右に下がっている地理なんです。
つまり、この窯傾斜に逆らって作られた登り窯。

当初はこの煙突の右に最初に作った登り窯があったそうです。
その窯は傾斜にそっていることになります。
その後、いまある登り窯を付け足したと。
量産するために。わざわざ逆の勾配なのに
穴を掘って。

驚いたのは、煙突を共有していたことです。

そして、右側にあった登り窯は軍需工場になって
大きな物が入らず石炭窯に作り変えられたとか。

そして、今は電気窯が置かれていました。

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掘って作られたので半地下な胴木間。
ここから9部屋もある窯を焚くんです。
もちろん、横からも薪を入れるんですが。

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焚口。遺跡みたい。
上の穴から薪を入れます。
下は空気穴。(レンガで調節しながらなはず)
ざ、京式。

二晩三日、で焚くそうです。


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一の間から三の間までは石もん、つまり磁器。
1300度ぐらいまで上るので。
なので、このようにサヤに入れていた。

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四の間からは土もん。
ここからは棚組。

八、九の間は素焼きぐらいの温度。
火の色で判断する時代ですから・・・

三の間までは窯師という窯を焚く専門職の方が焚いて
その後は藤平職員が焚いていた。

窯師は6人編成であちこちの窯を焚いて回っていたとか。

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最後の間に、なぜかガス管。
昭和43年に条例で焚けなくなり
ガスを使って焼いてみたそうです。

公害が社会問題となっていた時代
この辺も、40基近くの登り窯があり
常にどこがで煙があがり、
夏場でも障子を閉めとかないと
灰が家の中に入ってきたそうです。
白米に黒い灰が入っていたり、
箪笥の中まで入っていたとか。

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「秋水」という噴射燃料製造装置
だそうです。これも軍需用品。
これが大きく入らなかったやつ。

今はここは京都市のものになり、
活用方法を検討中らしいです。

実物がほぼ昔のまま残されていて
観れるというのはありがたいです。

自分がどういった歴史の流れの延長に
いるのかという勉強になりました。

投稿者 shimizuke : 00:28 | コメント (0)

2008年01月20日

レポート提出

本日は窯元見学。
姉が大学で講義をしている授業の一環で
茶陶では有名な宮川家に生徒を引きつれ
窯元見学をするということでモグリで参加させてもらいました。

そこの娘さんは中学で息子さんは大学で同級生でしたが
家にはお邪魔したことがなく以前から行ってみたかったので・・・
20人ぐらいいたので先に仕事場に見学に行くものと
お茶をいただくものとわかれることに・・・
お茶といってもそこは茶陶の宮川家
茶室で宮川家の茶碗でお抹茶をいただきました。
それぞれ違った柄や文様が描かれ
そこには必ず一つの物語があり
直感で感じるものだけではない
観て味わい想像する文学的な美しさがありました。
そこにはやはりある程度の教養がないと・・・
今年は子歳だから俵型の茶碗で・・・
勉強していきたいですね。

仕事場の方は何日か通いたいぐらい
伝統技術の宝庫。
何人かの職人さんがおられ
それぞれの役割の仕事をされてました。
機械ではできない
一人ではできない
受け継がれてきた伝統の技術の膨大な積み重ねによる
工芸的な奥行きを感じました。
また同時に伝統の生き方の難しさも考えさせられました。

坂東玉三郎が歌舞伎の型は沢山あるけれども
それを完璧にやったからといって出したい雰囲気が
出るわけではないと・・・
生き様がでる・・とも。


宮川家の皆様本日はあつかましくお邪魔し
お茶までいただきありがとうございました。
大変勉強になりました。
またいろいろ教えてください。
よろしくお願いします。


投稿者 shimizuke : 00:02 | コメント (2)

2007年03月18日

あなたは信じますか

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大阪のギャラリーをまわったついでに?サントリーミュージアムの
ダリ展を観てきました

正直、時計が解けたような絵には以前から興味を持てませんでした
よく読むとダリは人には見えない何かがみえていたとか・・・
それを踏まえて観ると少し楽しく観れました

一番興味深かったのは過去の巨匠たちの評価リスト
レオナルド・ダ・ビンチ、からピカソまで11人を
9項目に分けて評価してます
技術、色彩、構成、独創性・・・
中でも一番驚いたのはそこに霊感という項目があったことです
20点満点でレオナルド18、ダリ17、ピカソ19、マネ1・・・

やはりアートの世界はそういう世界がつきものなのでしょうか

私は見えないものも信じます

投稿者 shimizuke : 00:50 | コメント (0)

2006年11月10日

京博で京焼

kyouyaki.jpg
生まれて初めてかもしれません
博物館でこんなに充実した気分になれたのは。
何かすごく感動したわけではないのですが
すごく勉強になったのです。
同時にもっと勉強しなければともおもいました。

京焼の流れがすごく良くわかる展覧会で
一つ一つ解説が書かれていて文章もわかりやすいです。
もちろん、興味がないと相当つまらにいものでしょうけど・・・

出来事が自分が生まれ育った土地でのことだったり、
人物が近所の知り合いのご先祖さんだったりとかで、
妙にリアルで想像しやすいんです。
京焼の技法的なこともそうですけど。
びっくりしたのは所蔵がが幼馴染の家の寺の名前が書いてあったり・・・

今回こそはと、いつも気になってた音声ガイドを初めて使ってみました。
しかし今回は解説が丁寧に書いてあるので必要なかったみたいです。


11月26日まで京都国立博物館
特別展覧会 みやこの意匠と技 京焼

投稿者 shimizuke : 01:41 | コメント (0)

2006年09月07日

富本憲吉

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赤。
すごく深みのある渋い赤が印象的でした。

先日、美術館に巨匠の作品を観に行ってきました。
その名は富本憲吉。
誰もが一度は耳にしたことがあるでしょう。
第一号の人間国宝。

これだけ装飾で有名な方でも
形をすごく大切にされていたことは、
驚きでもあり、納得でもあります。
また、当たり前のことですが
模様と形が合っている
本当に当然のことですが、
大切なことだと再認識させられました。

投稿者 shimizuke : 23:09 | コメント (0)

2006年06月30日

かいらぎ

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このような釉のちぢれを「かいらぎ」という。漢字は「梅花皮」
かいらぎはもと刀剣に装用した蝶鮫の皮のことで
釉がちぢれて荒れた様子が鮫皮に似ているのでかいらぎという。

投稿者 shimizuke : 01:19 | コメント (0)