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2009年05月10日

坐禅とてびねりの会 無事終了いたしました。

新緑のまぶしく、ときおり吹き抜ける風のここちよい中で
昨日、坐禅とてびねりの会。
場所は建仁寺塔頭のひとつである両足院さん


雨あがりの、水をふくんだ苔もとても美しく
その景色を目の前にしながらの坐禅になりました。

20090509091022.jpg
携帯のカメラでとりましたので
全然美しさが伝わりませんね・・・・
(苔は眼の覚めるような緑色をしているんです・・・!!)

ご本尊様にごあいさつ、
会の無事もお祈りした後
二枚がさねのおざぶとんへ移動。

副住職、伊藤さんに座り方の作法の
説明を頂戴します。
坐禅は体を調えることからはじまり(調身)
次に呼吸を整え(調息)
そうすることによって
心が落ち着いていく・・(調心)
というプロセスをとります。
言葉で言うのは簡単ですが
実際やってみると難しいのです!!
20090509090952.jpg
頭の上に卵のような、あたたかいバターのようなかたまりがのっていると
イメージしましょう。と身振り手振りを交え説明してくださる
副住職です。そのあたたかいバターがとけて体の外から中までも
流れ落ちていくように、イメージする。
想像しただけでも心地よい、幸せなイメージです。

余談ですが、一匹しつこいミツバチがいて
ぶんぶんぶんぶんぶんぶんぶんぶんぶんぶんと
ほんと、巣作りでもはじめるのかしら?というくらいの勢いで
わたしにまとわりついてきました!坐禅の最中で
気にしない、気にしない・・・言い聞かせていたのですが
一向に離れる様子はなく、お隣のご参加の方にも時折まとわりつかれ
こわがっていらっしゃったので、坐禅中にはありえないことですが
(坐禅中は、身動き一つしてはいけないので)
一旦席をはなれ、どうしたものかと思案。その間も
わたしの席のまわりをぷんぷん飛んだり、ざぶとんにとまったり。

服の色だったのでしょうか。ふと思いつき
明るい色のストールをはおると
さっきまでのあの調査ぶりがうそのように
いなくなりました!よかった。
ほっと一息、気持ちを入れ替え、
2回目はゆったりとすわることができました・・・
参加の皆さまに何もなくてよかった。


坐禅が終わると、いよいよ陶芸です!
いつものように、まずは見本をつくりながら
作り方の説明をした後、さっそく土をお渡ししました。
今回は何を作るか、テーマを設けていなかったせいか
なかなか手が進まない方、と思えば
すいすいぐいぐい、作っていかれるので
決まってはるのかと思い、何を作られますか?と聞いてみると
や~実はなにも決めていないんですよ!という方も。

そうそう、それが今回の裏テーマなのです。
おもむくままに、土とふれあってみること。
(もちろん、作るものを決めてくださっていても
それはそれでまったく問題ないのです)
うまくいけば、土とふれあうことで
自分のことが見えてきます。
それは、坐禅をしている時と同じ。
今日の自分、今の自分、
それは再び、二度と戻ってくることのない自分と
向き合うひとときなのです。
20090509103557.jpg
坐禅の後の陶芸は、いつも皆さん
リラックスしていながらも集中しておられて
一緒にいる私も、とてもきもちのいいひとときです。
作品はお皿から、片口から、おわんなど
ながめていると皆さんの、今が形になったように見えました。

皆さまのご協力であっという間に片づけも終わり
(ありがとうございました)
書院に移動。
副住職を交え円になって座り、お茶とお菓子をつまみつつ
今日の両足院さんで過ごしたことについて
話していただきました。

坐禅は体から入って、悟りを目指すわけなのですが
はっきりいって、難しい!
との副住職伊藤さんの言葉に
一同、大笑い。
確かに、、、、素人ではとても悟りには行き着けそうもない・・・
ということもあって、副住職おすすめの
慈悲の瞑想、を皆さんでやってみました。
そんなことも考えてはる副住職、素晴らしいです。

わたしなりに理解したところで簡単にいいますと
生きとし生けるもの、すべての願いは
生きたい!生きていたい!ということ。
そして基本、自分が一番かわいく、大切である。
そのことを素直にみとめることから
慈悲の瞑想ははじまっていきます。
その段階を終えると、次は自分の親しい人の幸せを願い
その次は生きとし生けるものすべての幸せを願い
最終的には自分の嫌いなひと、ものの幸せを願う。
心から、願うのです。
一段階が完璧にできるまで
次の段階にはいってはいけないそうです。
簡単にできることではありませんが
一度やってみただけでも
気づきがあるのではないでしょうか。

それ以外にも
禅寺での修行時代のお話や
禅問答のこと、
これからのお寺の可能性や
一般の方がお寺に求めること
などなど、あっという間に2時間近い
茶話会となりました。お話はつきません、、、

両足院の副住職はじめ皆さま
ご参加の皆さま
ほんとうにありがとうございました。

投稿者 shimizuke : 2009年05月10日 10:10

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