交遊録 / Interview

坂井 修さんから見た、 清水保孝

お名前 坂井 修
知り合ったきっかけ 以前より役員として存じ上げていましたが、直接お話をさせていただくようになったのは、平成18年に保孝氏が日本工芸会近畿支部の幹事長に就任され、不肖私が副幹事長に就いた時です。
現在のご職業など 染色(友禅染)自営業
京都府無形文化財(友禅)保持者

これまでにどんなことがありましたか?

幹事長在任中はとにかく忙しく、真面目ゆえ精神的プレッシャーもあり、ものづくりの話はあまりする間がなかったです。

その重圧のせいか腰痛もひどかったようですが、役を退いてからは嘘のように治ったそうで、時々盃を交わしながらの食事会では、作品作りの話など良き付き合いをさせていただいております。

あなたから見た清水保孝はどんな人ですか?

お父上の卯一先生ほど豪快さはないが、どなたかも知らず初めてお姿を拝見したときは、やはり「オーラ」を感じました。

これからも亀遊のごとく、遊び、および、前進のみで初心を忘れず、土の持ち味を生かし、ロクロによる柔らかな造形で味わいのあるあたたかい作品を焼き続けてほしい人です。

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